なぜ今SASEが必要なのか?中小企業向け国産ゼロトラスト「KAMOME SASE」

はじめに

2026年現在、クラウド活用やリモートワークの拡大、サイバー攻撃の高度化により、従来の境界型セキュリティには限界が見え始めています。
こうした課題への解決策として、ネットワークとセキュリティをクラウドで統合する SASE(Secure Access Service Edge) が注目されています。
本記事では、SASEが必要とされる背景から導入メリット、検討時のポイントまでを分かりやすく解説します。

SASEとは何か

境界に依存せず、単一のクラウド基盤で一貫したポリシーを適用できる点が特長です。
“ネットワーク機能” と “セキュリティ機能” をクラウド上で統合し、 ユーザーの場所を問わず安全にアプリへアクセスさせる仕組み” のことです。

SASEの仕組みついてのブログはこちら
https://solution.kamome-e.com/blog/archive/20251219/

SASEが注目される背景とその理由

DX・クラウド化・リモートワークの進展
DXの推進やクラウドサービスの普及、リモートワークの定着により、企業のIT環境は大きく変化しています。日本ではすでに多くの企業がクラウドを利用しており、働く場所もオフィスに限られなくなりました。
その結果、「社内は安全、社外は危険」という従来の境界型セキュリティは成り立ちにくくなっています。データやアプリがクラウドに分散し、さまざまな場所・端末からアクセスされることで、明確な境界が失われつつあります。
境界型セキュリティの限界と新たな脅威
従来のVPNは、通信の遅さや運用負荷に加え、マルウェア感染時に被害が社内全体へ広がりやすいという課題があります。
また、フィッシング詐欺や内部不正などの脅威も増えており、境界型防御だけでは十分な対策が難しくなっています。
ゼロトラストセキュリティへの転換
こうした状況を受け、「すべてのアクセスを信頼せず、常に検証する」ゼロトラストの考え方が注目されています。社内外を問わず認証・認可を徹底し、最小限の権限でアクセスを制御することで、内外の脅威に対応します。
SASEは、このゼロトラストをクラウド上で実現する仕組みとして提唱され、近年急速に導入が進んでいます。

SASE導入の主なメリット

1. 運用・管理負荷の軽減

ネットワークとセキュリティをクラウド上で一元管理できるため、複数の機器やサービスを個別に運用する必要がありません。設定変更やポリシー適用も集中管理でき、運用負荷を大幅に削減できます。

2. コスト削減と投資最適化

ハードウェアの購入・保守が不要となり、サブスクリプション型で費用を一本化できます。専用線や閉域網のコストも抑えつつ、必要に応じて帯域や機能を柔軟に調整できます。

3. 生産性・業務効率の向上

最寄りのSASE拠点から直接リソースへアクセスできるため、通信遅延を抑え、ユーザー体験を向上させます。リモートワークや多拠点環境でも快適な業務が可能です。

4.セキュリティ強化とガバナンス向上

通信をクラウド上で一元的に可視化・制御し、シャドーITや内部不正、マルウェアなど多様な脅威に対応します。コンプライアンスや監査要件への対応も容易になります。

5.拡張性・柔軟性

拠点やユーザーの追加、グローバル展開にも迅速に対応できます。事業拡大や組織変更など、ビジネスの変化に柔軟に追従できる点も特長です。

国産ゼロトラスト「KAMOME SASE」の特長

中小企業は大企業に比べ、VPNを起点とした攻撃の影響を受けやすく、ひとたび侵害されると業務停止や情報漏えいなど深刻な被害につながりやすい傾向があります。そこで注目されているのが、「KAMOME SASE」です。
コストと運用負荷を抑えながら、段階的にゼロトラストを実現できる点が特長です。

ゼロトラストは、クラウドやリモートワークが前提となった現在のIT環境において、欠かせないセキュリティの考え方です。そして、そのゼロトラストを実際の仕組みとして実装する手段がSASEです。 

一方、SASEの導入を検討する中で、「多機能すぎて使いこなせない」「必要以上にコストがかかる」といった課題に直面するケースも少なくありません。重要なのは、機能の多さではなく、自社のセキュリティ課題に本当に必要な要素を、無理なく運用できるかどうかです。 

① 場所を問わない安全なアクセス

オンプレミス、クラウド、SaaSをまとめて制御し、ゼロトラストに基づく認証・可視化を実現します。社内外を問わず、どこからでも安全に業務システムへアクセスできます。

② 拠点間通信の柔軟性

閉域網に依存せず、拠点間や業務アプリケーションを安全に接続可能です。
既存のネットワーク構成を大きく変えずに、段階的なSASE化が行えます。

③ 導入しやすさと低コスト

軽量構成(エージェント+クラウド+コネクター)により、大規模な機器導入は不要です。
既存VPNと共存しながら導入でき、最短3日〜2週間で運用開始が可能なため、初期負担を抑えてスムーズに移行できます。

④ 安心の国内基盤

日本国内データセンターで運用し、国内サポートを提供しています。
各種SaaS/IDaaS連携やシャドーIT対策にも対応しており、日本企業の運用実態に即したセキュリティ基盤を構築できます。

まとめ

SASEは、従来の境界型セキュリティの限界を補い、ゼロトラストに基づく安全なアクセス、運用負荷の軽減、コスト最適化を同時に実現します。一方で、外資系SASEはコストや構成の複雑さから、中小企業にとって導入のハードルが高いのも事実です。

KAMOME SASEは、国産サービスとして中小企業のIT環境や運用体制を前提に設計されており、VPNと共存しながら段階的に移行できる点や、低コストかつ短期間で導入できる点が特長です。

「何から始めればよいか分からない」「自社に合うか不安」という場合も、まずはお気軽にご相談ください。
貴社の規模や環境に合わせた、無理のないSASE導入ステップをご提案します。

SASEのソリューションサイトはこちら https://solution.kamome-e.com/solution/kamomesase/

KAMOME SASE概要資料はこちら https://solution.kamome-e.com/documents/20260114/