SaaSは業務に欠かせない存在になりました。
一方で、「誰がどのSaaSを使っているのか分からない」と感じたことはありませんか。
本記事では、SaaSが普及した今だからこそ起きている管理の問題と、その背景にある構造を整理し、無理なく向き合うための考え方をご紹介します。
目次
SaaSが広げた業務効率と新しい価値
SaaSの大きなメリットは、最新の機能を誰でもすぐに使えるようになったことです。
以前は高額なシステム投資や長い導入期間が必要だった機能も、今ではアカウントを登録するだけで利用できます。
その結果、業務の効率化が進み、これまでできなかった新しい取り組みにも挑戦しやすくなりました。
マーケティング、営業、開発、バックオフィスなど、さまざまな部門でSaaSは日常的に使われています。
SaaSは、企業の成長を支えるとても前向きな存在です。
SaaSが増えすぎてしまうのは自然な流れ
SaaSを管理できていないというのは、単にアカウントが多いという話ではありません。
誰がどのSaaSを使っているのか、どんな権限を持っているのか、会社として把握できていない状態を指します。退職者のアカウントが残っていないか、異動前の権限のまま使われていないか、本来アクセスできない情報に触れられる状態になっていないか。これらは、見えていないうちは問題として認識されにくく、実際にトラブルが起きてから初めて気づくことも少なくありません。
この状態を放置すると、具体的なリスクが少しずつ積み重なっていきます。例えば、退職者のアカウントが残ったままになっていると、本来アクセスできないはずの社内データにログインできる状態が続き、不正アクセスや情報漏えいの入り口になります。また、必要以上に広い情報にアクセスできてしまうことから内部不正のリスクも高まります。さらに、使われていないSaaSアカウントにライセンス費用を払い続けてしまうケースや、監査・セキュリティチェックの場面でアカウント管理の不備を指摘され、急な棚卸し対応に追われるといった運用負荷の増大も起こります。日常では問題に見えなくても、見えていないこと自体がセキュリティ・コスト・運用のすべてに影響していきます。
個人の意識ではなく仕組みの問題
SaaS管理の問題は、従業員一人ひとりの意識だけで解決できるものではありません。業務を効率よく進めるために便利なSaaSがあれば、使いたくなるのは自然なことです。それを完全に制限することは現実的ではありません。問題は、SaaSが使われる前提で、利用状況やIDを把握する仕組みが整っていないことです。その結果、属人的な管理になり、引き継ぎ漏れや確認漏れが積み重なってしまいます。
まず必要なのはIDと利用状況を見える状態にすること
このような状況を改善するために、最初から高度なセキュリティ対策を導入する必要はありません。まず大切なのは、誰のIDがどのSaaSに存在しているのか、どんな権限を持っているのかを把握できる状態を作ることです。IDが分散しているから管理できず、管理できないから不安が生まれる。この流れを断ち切るには、ID情報を一元的に管理できる基盤が必要になります。
Keyspiderが解決できること
Keyspiderは、企業内に分散しているID情報を集約・同期するためのID管理基盤です。
ADやAzure AD、人事DB、Office365、Salesforceなど、複数のSaaSやシステムに存在するユーザーや権限情報を一元的に管理できます。これにより、誰がどのSaaSにアカウントを持っているのかを把握でき、使われていないアカウントや管理漏れにも気づきやすくなります。入退社や異動に合わせてID情報を正しく反映できるため、SaaSを安心して活用し続けるための土台を整えることができます。SaaSを活かす時代だからこそ、まずIDから整える。その第一歩としてKeyspiderがあります。
まとめ
SaaSは、業務を効率化し、仕事の進め方を広げてくれる便利な存在です。一方で、使いやすさゆえに現場主導で増えやすく、気づかないうちに「誰がどのSaaSを使っているのか分からない」状態になりがちです。SaaS管理の問題が厄介なのは、日常業務では困らないために後回しにされやすく、事故や指摘が起きて初めて表面化する点にあります。重要なのは、問題が起きてから対応するのではなく、平時から見える状態を作っておくことです。すべてを厳しく制限するのではなく、SaaSを使う前提で、IDと利用状況をきちんと把握できる仕組みを整える。その第一歩として、ID情報を一元的に管理できる基盤を持つことが、これからのSaaS活用において欠かせないポイントになります。
さらに詳しく学びたい方へ
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まずIDを一元的に把握する必要性と、そのための現実的な考え方を知りたい方におすすめです!
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また、IGAを実践するためのツール「Keyspider」について、他製品との比較も交えながら解説します。
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